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私が家づくりの仕事についたのは昭和47年からでした。
私はナショナル住宅(今のパナホーム)の営業マンとして教育を受け毎日会社から貰った顧客名簿を手に、朝から夕方まで20軒~30軒訪問しましたが、なかなか業績は上がりませんでした。
当時、安城市住吉町に単独の展示場があり、月に7名前後の新規の来店があり私も月に2名位対応させていただき、モデルハウスの部屋や設備のご案内をしました。
当時のナショナル住宅はプレハブ色の強い外観で、構造的には屋根が軽く地震に強く長持ちする住宅ですと説明、他社との違いや提携住宅ローンが利用出来ることも説明しましたが、お客様の心理として本当は木造住宅で建てたい方も多かったと思います。
そうした営業活動の中、モデルルーム一角に土地分譲地の情報や不動産会社から貰った土地情報が掲載され、土地を探して家を造りたいお客様はすごく興味を示され、その場で現地をご案内した方も多かったと思います。
当時、安城周辺の住宅地の土地坪単価は3万円~5万円位で現在の10分の1でした、仮に50坪購入しても200万円前後で土地が購入できましたので、土地は現金で建物は見積もりの80%以内であれば、住宅金融公庫と提携住宅ローンを利用して家を持つことが出来ました。私自身は年間受注の70%は土地をご紹介してナショナル住宅を建てて頂きました。
また、お客様の会社の同僚や、先輩・後輩の方で土地を探してみえる方を紹介頂き営業社員として受注実績を上げることも出来ました。紹介して頂いたお客様も慎重な方が多く、4ヶ所も5ヶ所も案内しても決められない方も多かったです。
お客様がここで決めようと結論を出して頂いた時、不動産屋さんに連絡すると1日差ですでに手付金が入り残念な結果も多かったです。
そうした悔しい思いはお客様も私も一緒ですから、今後紹介出来る新しい物件を入手したら、スピーディーに結論頂けるように、私なりに価格・利便性・環境・将来性を判断し、同時に建物プラン・建物概算金額・諸費用・住宅取得の税金・ローン 返済などをまとめ計画案を提示します、今回のような悔しい思いをしない為、ご主人には朝早く起きて頂き、会社出社する前に土地を確認して頂き、買おうと思われたら私と奥様に連絡して下さい、奥様は手付金をご用意頂き、私は不動産屋に連絡を取る手順でやりましょう・・・と次につなげ物件紹介していました。
当時の土地売買契約は現在と大きく違い、不動産屋さん自身が重要な事柄を簡単な説明だけで終わっていましたので、住宅会社の営業マンがしっかり調査しないとお客様に迷惑を掛ける結果になってしまいます。それだけにお客様からの信頼を得られる知識と経験を短期間に身につける事が出来たと思います。
今では、そうしたお客様に感謝しております。
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